日時・場所
2019年7月18日 15:00 – 19:00
薬学ゼミナール「お茶の水教室」 3階, 日本、〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2丁目1−14
詳細
【日 時】
2019年7月18日(木)15:00~17:00
【会 場】
薬学ゼミナール「お茶の水教室」 3階東京都千代田区神田駿河台2-1-14 (添付地図参照)
【演 題】
破綻からの奇蹟~今、夕張市民から学ぶこと~」
【講 師】
森田 洋之氏(南日本ヘルスリサーチラボ代表)
【講演要旨】
夕張メロンの産地として有名な北海度夕張市。夕張炭鉱が国のエネルギー政策によって石油に転換し夕張炭鉱閉山、深刻な財政破綻(2007年)を来たしすべて国の管理下に置かれたのです。当時、人口激減12万人→1万人・半世紀で1/10に急減、人口密度は全国の市で最も低く高齢化率48%(日本一)15歳未満人口比率全国最低、公共料金軒並み値上げ全国最低の行政サービス・全国最高の市民負担の夕張市。171床の市立総合病院は閉鎖され19床の診療所と老人保健施設40床のみ、外科も小児科も専門医療はなくなりCT・MRIは1台も無く救急病院もなくなり救急搬送は病院まで今までの倍以上かかる。しかし、病院がなくなったら医療費が減り、救急搬送も減り、逆に市民の福祉向上に成功、医療を失った結果市民が健康になったのです。そんな中、内科認定医の取得を終えた森田医師が夕張に飛び込む決意をして南国宮崎から豪雪の夕張に一家で転居されて診療所長に就任。すべてにおいて想像を絶する世界に悩みは重く深くなったと森田先生は述べています。当時、東京都職員から夕張に出向2011年に市長になった鈴木氏(今年の北海道知事選で知事に当選)とは苦難を共にして取り組んだ朋友です。夕張のような凄まじい射会になったとき果たして誰が日本を支えてくれるのだろうか。病院がなくなっても元気で幸せに暮らせる夕張市民、それは何故なのか?破綻からの奇蹟から学ぶことは多い!!
【講師紹介】
一橋大学経済学部卒後後、宮崎医大医学部に入学宮崎県内で初期研修・内科後期研修終了後、北海道夕張市立診療所長。現在は鹿児島県で研究・執筆を中心に活動。南日本ヘルスリサーチラボ代表。離島医療の研究も行っている。FB・MLなどに素晴らしい情報発信をしている。
(水野記)
*参加費:会員(無料)、非会員:当日参加(3,000円)、学生:無料
*出欠連絡:(n_mizuno@ivory.plala.or.jp)(m.kobayashi@yakuzemi.ac.jp)
・会員の代理参加が出来ますのでご利用ください。
*当日の連絡先:水野(090-1813-7067)田中(090-2417-0816)
(主催:医療・医薬品情報研究会)
薬学ゼミナール御茶ノ水教室
【住 所】
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-1-14 ヒルクレスト4F(1Fはコンビニ)
【Tel】
03-3233-8903
【Fax】
03-3233-8904